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焦る政権、宣言拡大へ 「効果見込めぬ」様子見から一転

有料会員記事新型コロナウイルス

西村圭史、永田大 枝松佑樹、下司佳代子、石塚広志
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 東京都に4回目の緊急事態宣言が出てから2週間が過ぎたが、新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかからない。菅義偉首相は「人流は減っている」と述べたが、過去3度の宣言と比べて減り幅は小さい。変異株による爆発的な感染者の増加に、政府も対応を迫られている。

 菅義偉首相が「安全・安心」の開催を掲げた五輪の期間中に感染状況が悪化の一途をたどり、政権は焦りを募らせる。

 東京の感染者数は3千人、神奈川は1千人、全国で9千人を超えた……。新規感染者数が過去最多を記録との報道が続けざまに流れた28日夕、首相は官邸で関係閣僚とコロナ対応の協議に臨んだ。会議後、官邸を後にする首相に記者団が「政府はどう対応するのか」などと質問したが、首相は無言を貫いた。

 政府は首都圏3県が、緊急事態宣言の要請で調整を進めていることを受け、大阪府も含めて宣言発出の検討に入った。官邸幹部は今週に入っても「東京で新規感染者数が2500人くらいまでなら大丈夫だ」などと語っていた。だが、急激なペースでの増加に対応に動かざるを得なくなった。

それでもなお強気の幹部も

 実際、政府は前日までは「様子見」の構えだった。

 首相は27日に記者団の取材…

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