衆院選も女性増える? 過去最多の都議選から読み解くと

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山下剛、大崎浩義
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 秋までにある衆院選の前哨戦とも言われた都議選では、過去最多の41人の女性議員が誕生し、定数の3割を初めて超えた。投開票日に朝日新聞社が実施した出口調査を分析すると、女性候補を押し上げたある年代の動きが浮かび上がった。同様の動きは、衆院選でもみられるのだろうか。選挙戦を闘いぬいた候補者と、分析結果から見えたものとは――。

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 品川区選挙区(定数4)に立候補した森沢恭子さん(42)は今回、無所属で戦った。

 初めて選挙に挑戦した4年前は、「小池旋風」を受けて躍進した地域政党「都民ファーストの会」から立候補して3万2千票あまりを獲得。トップ当選した。森沢さんは「都民ファの看板、とりわけ小池百合子都知事の看板が大きかった」と振り返る。

 しかし、党内の意思決定のあり方に疑問を感じるようになったことなどから、2019年に離党。今回は看板のない戦いとなった。選挙区には自民党の前職と新顔に加え、都民ファの新顔、公明党共産党の現職、立憲民主党の新顔ら計8人がひしめきあい、ある全国紙の情勢調査記事では主要候補7人の最後に名前が登場。支援組織もない森沢さんは「当選は厳しい」というのが関係者の共通の見立てだった。

 会社員の夫と共働きで、2人の子どもを育てている。子どもたちが登校してから街頭演説のため駅に向かうと、活動は早くても午前8時15分から。選挙期間中も午後8時には事務所に戻り、帰宅した。最後までそのスタイルを貫いた。

 早朝から夜中まで活動し、午…

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