3戦連続先取点、久保建英の自信 「自分の調子が一番だったら入る」

サッカー

勝見壮史
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 「世界を驚かせる大会にしたい」。久保建英(たけふさ)が、大会前の宣言通りの活躍だ。東京オリンピック(五輪)サッカー男子で、3試合連続ゴール。しかも全てが先取点で、日本を参加16チーム唯一の3連勝に導いた。

 28日の1次リーグA組の最終戦。2連勝で迎えたのはフランスだが、お構いなし。「チームの力になりたい。一番わかりやすいのが、ゴール」。開始から狙っていた。

 前半27分、敵陣で縦パスを受け、味方FWにスルーパス。そのシュートを相手GKがはじくと、こぼれ球に走り込む。「バウンドしていたので浮かさないよう」、上からたたくように蹴って決めた。幼いころから徹底して磨いてきた球扱いの非凡さを発揮した。

 「自分の調子が一番だったら、(どんな相手でも)入る」。そんな言葉も、過信に聞こえない。2点目も、久保のパスが起点になった。前半だけで退いたが、4―0の勝利のMVPは、まぎれもなく久保だ。

 6月で20歳。バルセロナの育成組織出身のことなど、必要以上に注目されることを嫌ったが、今は違う。むしろ、日本のサッカーに貢献できるなら、騒がれることもいとわなくなった。「慣れたのもありますし」。今大会は年齢や経歴じゃない。そのプレーで、ファンを魅了している。

 日本は31日の準々決勝でニュージーランドと戦う。(勝見壮史)