「世界の重しが肩に」 棄権の米体操トップ選手、背負ったものの正体

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ニューヨーク=藤原学思
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 米体操連盟は28日、リオ五輪で4個の金メダルを獲得したシモーン・バイルス選手が、東京五輪体操女子個人総合の決勝を棄権すると発表した。バイルス選手は27日の団体決勝を途中棄権しており、連盟は「メンタルヘルスを重視する」と説明している。

 バイルス選手は1997年生まれの24歳。世界体操では2013~19年、男女を通じて史上最多となる計25個のメダルを獲得し、個人総合では13年以来、負けたことがなかった。東京五輪でもメダルラッシュが期待されていた。

 ただ、「GOAT=史上最高」と呼ばれるバイルス選手を取り巻く環境は近年、慌ただしかった。

 16年には、体操連盟の医師による選手たちへの性的虐待事件が発覚。バイルス選手も被害者の一人で、4月にはNBCテレビのインタビューで「声をあげ、変化をもたらすために体操を続けなければならないと感じた」と語っていた。

 薬物やアルコールに依存して…

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