小山台、サイン通りのホームラン 都立高が奇策を的中

抜井規泰
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(28日、高校野球東東京大会 小山台9-4堀越)

 小山台が2本塁打などで9点を奪い、準々決勝進出を決めた。試合後、本塁打について問われた福嶋正信監督は「1本はサインだったんですよ」。2番手投手として途中出場した佐藤克哉(3年)の左越えの2ランは、サイン通りだったという。

 「うちにはホームランのサインがあるんです」と福嶋監督。打球が左翼に飛び込むと、「もう、大盛り上がりですよ」と主将の浜口隼(3年)。「次打者の僕にもホームランのサインが出ました」。結果は左前安打だったが、「サインが出ると、肩の力が抜けるんです」とその効果を語る。

 2018、19年には2年連続で決勝の舞台に立ち、「都立の星」と呼ばれる小山台。ホームランのサインという「奇策」を的中させ、今年も都立で唯一の8強入りを果たした。=都営駒沢(抜井規泰)