札幌で開催中の国際音楽祭が中止 コロナ感染者判明で 

新型コロナウイルス

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 札幌で開かれている国際教育音楽祭「パシフィック・ミュージック・フェスティバル(PMF)」の組織委員会は28日、スタッフ1人と出演者1人の計2人の新型コロナウイルス感染が判明したことから、同日以降の演奏会を中止すると発表した。

 毎夏開かれているこの音楽祭は、今年は23日に始まった。21日からのプレコンサートを含め、計14公演を開催済みだった。組織委によると現在、濃厚接触が疑われるスタッフや出演者のPCR検査をしているが、全員の判明を待ってリハーサルを開始しても本番には間に合わず、札幌市内での感染が増えていることへの配慮もあり、中止を決断したという。中止となった公演の払い戻しについては8月2日以降、公式ホームページで発表する。

 この音楽祭は1990年、指揮者で作曲家のレナード・バーンスタインさんが創設した。これまでファビオ・ルイジさんやワレリー・ゲルギエフさんら、世界的な音楽家が芸術監督を務めてきた。小澤征爾さんら、多くの名指揮者の飛躍の場となった米タングルウッド音楽祭のアジア版を志し、これまで世界77カ国・地域で延べ3600人以上の音楽家を育ててきた。野外のピクニックコンサートなど、一般市民に開かれた企画でも注目を集めてきた。

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