高川学園が5年ぶりの優勝 緩急武器に宇部鴻城を手玉に

菅沼遼
[PR]

(29日、高校野球山口大会決勝 高川学園8-1宇部鴻城)

 高川学園の河野颯(はやて)は70キロ台のスローカーブから130キロ台後半のストレートまで、緩急のある投球で宇部鴻城打線を手玉に取った。138球、4安打1失点で完投。山口大会の5試合を1人で投げきった。

 捕手で主将の山崎帆大(かいと)とは試合前、「相手はまっすぐに強い。うまくかわしていこう」と打ち合わせていた。三回に安打と二つの四球で招いたピンチを1点に抑えてから、変化球の割合を増やした。的を絞らせず、四回以降は二塁を踏ませなかった。

 学校は春夏合わせて2度、甲子園に出場しているが勝利はまだない。まず、目指すは1勝だ。河野は「全国はレベルと体も違うと思うけど、いつも通りの投球をしたい」と話した。(菅沼遼)