ワタミ、100人新規採用へ 焼き肉店拡大に対応

若井琢水
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 外食大手のワタミは、2022年3月までに新たに正社員100人を採用する方針を固めた。コロナ禍で打撃を受けた居酒屋業態にかわって、焼き肉店やから揚げ店を増やしており、必要な人員の確保をはかる。コロナ後の外食需要拡大を見据え、積極出店につなげたい考えだ。

 同社のグループ従業員は4月時点で約1900人。今回の採用は中途で募集し、焼き肉店の「焼肉の和民」や「かみむら牧場」の従業員や、フランチャイズ加盟店の支援担当者などとして配置する。

 アルバイトからの登用も進める方針で、採用する人に準備金3万円を支給するほか、転居費用の一部を会社側で負担するという。

 同社は休業要請などで主力の居酒屋で苦戦が続き、21年3月期の純損益は115億円の赤字だった。その中で焼き肉店は好調で、今年度は「かみむら牧場」を20店、「焼肉の和民」を10店、新たに出店する計画だ。必要な資金は、6月に第三者割当増資で政府系の日本政策投資銀行から調達した120億円を充てる。(若井琢水)