オリーブ油迎え 香ばしく ナスのグラタン

有料会員記事

沼田千賀子
写真・図版
なすのグラタン=合田昌弘撮影
[PR]

記事の後半で、作り方のポイントを動画でご覧いただけます

ごはんラボ ナスのグラタン

 ナスシリーズの最終回はイタリア料理。料理監修の有馬邦明シェフによると、今回紹介するナスとトマトソースとチーズの重ね焼きは、南イタリアでよく作られる家庭料理です。

 使うのは、アメリカの品種を改良して作られた米(べい)ナス。果皮はしっかりしていて果肉が締まっているので煮崩れしにくく、焼き物にも向いています。

 油を少しずつ回しかけて焼くのがポイント。スポンジ状の果肉が油を吸うと同時に、果肉に含まれる水分が油と置き換わるため、ナスは油をたくさん吸います。一度に多くの油を足すと吸いきれなかった油がべたっとしてしまうので、少しずつ足します。焼けると甘く香ばしい香りが漂います。

 アレンジは、パンをパスタ代わりに使ったラザニア風。パンがミートソースの肉汁とナスの油を吸って、食べ応えがあります。やはり果肉が締まっていて焼き物向きの丸ナスを使いますが、米ナスでも作ることができます。(沼田千賀子)

ナスのグラタン

材料・2人前 料理監修:有馬邦明さん(パッソアパッソ)

□ 米ナス 1個

□ トマト水煮缶(果肉部分) 200g

□ バジルの葉 10枚

□ おろしチーズ(粉チーズでも) 30g

□ 塩・砂糖 各小さじ1/2弱

□ ニンニク 1/2片

□ オリーブ油 50~80ml

【作り方】

①ナスのへたを切り落とし、皮をしま目にむく。厚さ1.5cmの輪切りにする。

②フライパンにニンニクの切り口をこすりつける。中火にかけ、オリーブ油をふた回しほど入れてナスを並べる。オリーブ油を適宜、少しずつ足しながら焼く。焼き色がついたら返し、裏も焼く。熱いうちに塩少々(分量外)をふる。

写真・図版
ナスがあまり油を吸わなくなり、フライパンに油が残るようになったら、それ以上足さなくてもよい

③トマトの水煮(果肉)に塩と…

この記事は有料会員記事です。残り630文字有料会員になると続きをお読みいただけます。