台湾高官のLINEにハッカー攻撃 個人情報が流出か

台北=石田耕一郎
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 台湾当局や与野党、軍の高官ら100人以上が、使用する対話アプリ「LINE」へのハッキングを受けていたと、台湾紙「自由時報」が報じた。LINEは台湾の公式サイトに「システムの異常を検知後、即座に保護する措置を取り、関係機関に通報した」と攻撃を認めた。

 同紙などによると、LINEの台湾法人が先週、一部の利用者が攻撃を受けているのに気付いた。調べた結果、中央や地方、軍の高官ら100人以上が対象で、プライバシー保護のための「Letter Sealing」という機能が攻撃に遭っていたことがわかった。台湾でLINEは政官界の要人らにも広く使われており、同社は被害を受けた可能性があるとして注意を呼びかけたという。

 台湾メディアは、狙われた対象や攻撃手口などから犯人は一般のハッカーではないと指摘。スパイウェア「ペガサス」が使われたとする見方を伝えている。(台北=石田耕一郎)