「身長伸びろ」逆さぶら下がり 高跳び・衛藤昂の集大成

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佐々木洋輔
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 東京五輪の陸上男子走り高跳び予選に30日、三重県鈴鹿市衛藤昂(たかし)選手(30)=味の素AGF=が挑む。今季限りでの引退を表明しており、東京五輪を競技生活の集大成と位置付ける。同競技で日本人初の五輪決勝を目指し、「自分の跳躍を見せたい」と意気込む。

 衛藤選手の両親によると、衛藤選手は小学3年の時、地元の陸上クラブで長距離走を始めた。箱根駅伝で走ることを夢見ていたという。小学6年生の時、コーチに勧められ、走り高跳びで市の大会に出たところ優勝。以来、背中の下をバーがすり抜けていく感覚の魅力にとりつかれた。

 小学6年でタイムカプセルに埋めた10年後の自分への手紙には「オリンピック目指してがんばれ」と書いていた。父博さんは「昂からやめたいという言葉は聞いたことがない」。それほど、高跳びが好きだったという。

 しかし、すぐに芽が出たわけ…

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