遺体写真を外部流出の疑い 京都府警が警部補を書類送検

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 京都府警が捜査した殺人事件をめぐり、被害女性の遺体の写真が外部流出した問題で、府警は29日、下京署の30代の男性警部補を地方公務員法違反(守秘義務違反)と有印公文書偽造・同行使の疑いで書類送検するとともに、停職3カ月の懲戒処分にし、発表した。警部補は同日付で依願退職した。

 監察官室によると、警部補は昨年10月下旬、殺人事件の遺体写真が接写された画像1点を知人女性にメールで送り、外部に漏らした疑いがある。同年12月末~今年1月には、虚偽の戸籍の証明書を作り、女性にメールで送った疑いがある。

 警部補は調べに対し、女性の気を引きたかったと説明。「被害者やご遺族に大変申し訳ない」と話しているという。府警は3月下旬、遺族側に謝罪をした。

 府警は29日、遺体の画像を私用のスマートフォンに保存し、殺人事件の捜査とは関係ない警部補に送ったなどとして、捜査1課の40代警部補を所属長注意にした。岡本茂首席監察官は「心よりおわび申し上げる。業務管理を徹底し再発防止に努める」とコメントした。