高知県、会食制限を再要請へ コロナ感染が再拡大傾向

新型コロナウイルス

清野貴幸
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 高知県は29日、県内で25人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。1日に発表する新規感染者数が2ケタとなるのは3日連続で、2日続けて20人を超えた。会食により感染が拡大しているとして、県は「4人以下」「2時間以内」とする会食の制限要請を30日から再び始めると発表した。制限は26日に緩めたばかりで、わずか数日で方向転換を余儀なくされることになった。

 県によると、飲食による感染者数は7月1日からの2週間に比べ、15日からの2週間は7倍に急増。県は21日、独自の対応目安を「警戒」に引き下げるとともに、時間と人数の具体的な制限要請を26日から「可能な範囲で縮小、短縮」に緩めることを決めたが、再び戻す。期間は30日から8月22日まで。

 29日の定例会見で浜田省司知事は、県内の感染状況が下げ止まりから再拡大の局面に転じつつあるとの認識を示し、会食制限について「1週間経たずに変更になり、心苦しい所は多々ある」と述べた。

 新たな感染者は10歳未満~60代の男女25人で、20代や30代が目立つ。いずれも軽症で感染経路不明が6人。保健所別の感染者数は高知市が16人、中央西福祉保健所が7人、安芸福祉保健所が2人。

 高知市内の接待を伴う飲食店で従業員5人、中央西福祉保健所管内で共同生活をしている船員6人の陽性が判明し、県はともにクラスター(感染者集団)と判断した。感染力の強い変異株(デルタ株)の陽性が疑われる事例が新たに6件あった。県内で確認された感染者は計2056人。(清野貴幸)

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