感染抑制の「チャンスなくなる」 弱い対策、減らぬ人流

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市野塊、坂本純也、阿部彰芳
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 東京都の新規感染者数が連日過去最多を更新している。緊急事態宣言の開始から半月以上が経ったにもかかわらず、感染者がこの先も増えるとみられていることが最大の問題だ。

 都医学総合研究所によると、前回の緊急事態宣言では、深夜(午後10時~午前0時)に繁華街にとどまる人の数は2週間で48・5%まで落ちた。だが、今回の宣言では12・7%しか落ちていない。京都大の西浦博教授は少なくとも前回並みに人出を抑えないと、感染者は減らないと試算した。

 長引く自粛要請、感染力が強いデルタ株、危機感を薄れさせる五輪。東京への宣言が決まった8日、政府分科会の尾身茂会長は「ワクチン以外はもう感染拡大の要素しかない」と危惧していた。

五輪続けて大丈夫? 首相「心配ない」

 宣言の効果は、対策の強さと…

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