五輪関係者の行動ルール違反 IOCは警告に消極的?

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北見英城
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 立憲民主党が29日に開いた新型コロナウイルス対策などを検証する会合で、東京五輪の選手や関係者の行動を規制する「プレーブック」などに関する大会組織委員会の会議録とされる文書が示された。違反した選手らに厳しい警告を出すことに、国際オリンピック委員会(IOC)が「ネガティブ(消極的)」な姿勢を示す可能性がある記述があった。立憲は政府に確認を求めている。

 文書は、斉木武志衆院議員が示したもので、組織委が28日にオンライン対話ツールを用いて行われた会議の記録文書とみられる。

プレーブック違反の関係者への警告に「ネガティブ」

 文書には「検討事案」として、出国前検査など複数の項目のなかに「プレーブック違反への注意喚起について」と記されていた。「警告に関しては、現在の厳しい注意喚起では、不十分ではないか?」との意見が出たが、「厳しい言いぶりはIOCはネガティブの為、警告の言葉をつかえる様、IOCと要検討」などと記載されているという。

 この点について、斉木氏は会合で「IOCは警告を出すなと言っているのか。IOCはプレーブックを順守させる立場ではないのか」と指摘したが、内閣官房の担当者は「プレーブック違反には、組織委は会見で厳格な運用をしていくと説明している」との説明にとどめ、「こういう資料が外に出ること自体が理解できない。真贋(しんがん)を確認させていただきたい」と述べた。

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