朝から夕方まで車内に放置か 保育園バス内で5歳児死亡

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山本大輔、古畑航希、加治隼人
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 福岡県中間市の双葉保育園の送迎バス内で男児が死亡した事件で、男児は登園の際に乗ったバスの車内に取り残され、朝から夕方まで放置された可能性があることが捜査関係者への取材でわかった。夕方に発見された時、バスは施錠されていた。福岡県警は業務上過失致死の疑いで園の関係者らから事情を聴いている。

 折尾署によると、死亡したのは中間市土手ノ内3丁目、倉掛冬生(とうま)ちゃん(5)。29日午後、帰りの送迎バスに冬生ちゃんが乗っていなかったため母親が園に連絡。午後5時過ぎ、登園時に使った別のバス内で冬生ちゃんが見つかった。脱水症状の疑いがあり、司法解剖をして死因を調べる。

 登園時に使われたバスは園児らを乗せた後、午前8時半ごろ園に到着し、その後施錠されて駐車場にとめられていた。冬生ちゃんは発見時、車内の前方でぐったりした状態だったという。登園時に持っていたバッグも車内にあった。

 バスは園長の40代女性が運転していたといい、ほかに保育士らは乗っていなかった。冬生ちゃんは朝の乗車時、後方の座席にいたとみられる。園長は調べに「(冬生ちゃんが)降りたと思っていた」と話しているという。

 気象庁によると、29日は、中間市に隣接する北九州八幡西区の観測地点で午前11時に33・1度の最高気温を観測していた。

 冬生ちゃんの母親(37)は…

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