共通テストでの「情報」追加を正式決定 2025年から

桑原紀彦
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 文部科学省は30日、2025年以降の大学入学共通テストの出題科目を正式に決めた。来年度から導入される高校の新学習指導要領を反映し、「情報」を出題教科に追加。一方で、国語・数学での記述式問題導入と、英語民間試験の活用については、いずれも見送りを正式に決めた。

 各大学は今後、25年以降の共通テストで受験生にどの教科・科目を課すかを検討する。文科省のルールでは、出題科目などに大きな変更がある場合、実施の2年前に公表すると定められており、これに沿って各大学が科目を公表する見通し。文科省は、各教科の試験時間などを今秋に改めて公表する方針だ。

 記述式問題の導入と英語民間試験の活用については、文科省の有識者会議が今月、いずれも「実現は困難」と提言したことを踏まえて見送った。(桑原紀彦)

2025年の大学入学共通テストの出題教科・科目

●国語 「国語」

●地理歴史 「地理総合、地理探究」、「歴史総合、日本史探究」、「歴史総合、世界史探究」、「地理総合、歴史総合、公共」

●公民 「公共、倫理」、「公共、政治・経済」、「地理総合、歴史総合、公共」

●数学 ①「数学Ⅰ、数学A」、「数学Ⅰ」

    ②「数学Ⅱ、数学B、数学C」

●理科 「物理基礎、化学基礎、生物基礎、地学基礎」、「物理」、「化学」、「生物」、「地学」

●外国語 「英語」、「ドイツ語」、「フランス語」、「中国語」、「韓国語

●情報 「情報Ⅰ」

※数学については、①及び②の出題科目のグループごとに試験時間を分ける。