三谷幸喜脚本の「鎌倉殿の13人」 勝者を描く大河とは

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構成・宮田裕介
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 来年1月放送開始予定のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」。源頼朝に学び、武士の世を盤石にした、2代執権・北条義時が主人公だ。三谷幸喜が脚本を手掛け、主役の義時を小栗旬が演じる。

 小栗以外の出演者も早くも注目を集めている。大泉洋源頼朝)、小池栄子(北条政子)、松平健平清盛)、佐藤二朗(比企能員)、菅田将暉源義経)、新垣結衣(八重)、西田敏行(後白河法皇)……。とにかく豪華なのだ。今年6月上旬にクランクインし、7月は物語序盤の舞台地となる静岡県内でロケをした。

 一体どのような大河ドラマになるのか。清水拓哉・制作統括に話を聞いた。

 ――ドラマのタイトルが特徴的だが、込めた思いは。

 タイトルそのものに群像劇の名手と呼ばれる三谷さんらしさが凝縮されています。

 三谷さんは歴史が1人の英雄によって動かされたものではなく、多くの人がかかわる偶然から生まれる面白さを感じている。13人は、その象徴的な数字です。

 頼朝の死後の13人の合議制による政治は「話し合って決めようよ」といった生やさしいものではありません。13人は頼朝を支えて、鎌倉幕府を作り上げた功労者ですが、頼朝の死後は内部闘争を始めます。歴史的な皮肉でもあり、正面から描こうと思います。その13人の中で生き残るのが北条義時です。(他のプレーヤーを倒して生き残る)ラストマン・スタンディングの話ですね。北条義時がいかなる人物だったのかという話になると思います。

小栗旬のスケール感…

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