昨年の北朝鮮GDP4・5%減 00年以降で最大の減少

ソウル=神谷毅
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 韓国銀行(中央銀行)は30日、北朝鮮の2020年の実質国内総生産(GDP)成長率が4・5%減だったと発表した。2000年以降では最も大きな減少幅で、長引く国際社会の経済制裁や国境封鎖、自然災害という「三重苦」の影響が出ているとみられる。

 韓国銀行が韓国の価格に置き換えて推定した国民総所得(GNI)は35兆ウォン(約3兆3400億円)で、韓国の56分の1だった。1人当たりGNIは137万9千ウォン(約13万1千円)で27分の1。南北の経済格差は拡大している。

 新型コロナウイルスの流入を防ぐために中朝の国境を封鎖している影響で、国外との交易額は8億6千万ドル(約942億円)と前年比で73・4%減少した。(ソウル=神谷毅)