「日本の取り組みは周回遅れ」飲食、出遅れたデジタル化

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若井琢水 高木真也 田幸香純
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顕れたもろさ コロナ危機と経済:3

 東京・武蔵小山の商店街。4度目の緊急事態宣言が続く14日、正午前のランチ時間になると、フライドチキン専門店「ラッキーロッキーチキン」には次々と客が訪れ、お目当ての商品を注文した。カリカリに揚げたチキンと、スパイスとハーブの利いたサラダを挟んだバーガーが看板商品だ。店内で食事をするのは一部で、客の9割が持ち帰りか宅配を利用する。

 手がけるのはロイヤルホールディングス(HD)。ファミリーレストラン「ロイヤルホスト」などを運営してきたが、この店は一転、持ち帰り主体の「戦略的な業態」(黒須康宏社長)として、省人化とデジタル化にこだわった。

 スマホのアプリから事前注文できるモバイルオーダーやキャッシュレス決済を導入。調理の工程も絞り、1店舗あたり1~3人で運営できるようにした。5月の開業から1カ月の売り上げは、外出自粛などが続いていたにもかかわらず、計画の約2倍にのぼった。ブランド責任者の石川敦さんは「十数坪程度の広さと小回りがきく出店が強み」といい、年内に10店舗まで増やす予定だ。

 国内の人口が減り始め、市場…

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