「おうち観戦」の取り込み合戦 テイクアウト・宅配活況

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若井琢水、田幸香純
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 東京五輪が開幕して1週間。自宅のテレビで観戦する際、手軽な食事を一緒に楽しんでもらおうとする動きが外食各社やスーパーで広がっている。新メニューや割引メニューを投入したり、総菜を多めに用意したりして、持ち帰りや宅配の需要を取り込もうと狙う。

 ファミリーレストラン大手のすかいらーくホールディングス(HD)は、運営する「ガスト」や「バーミヤン」で、7月15日から持ち帰り専用オードブルを発売した。さらに「ガスト」では同22日から、マルゲリータピザを通常より216円安い税込み431円とするなど、持ち帰り用メニューの一部を値下げもした。

 東京五輪新型コロナ禍で大半の競技が無観客開催となり、パブリックビューイングも中止に。自宅で観戦する人が多いせいか、持ち帰りに加えて宅配も好調という。五輪開幕を挟んだ7月22~25日の4連休、すかいらーくグループ全業態の1日あたりの宅配売り上げは、直近の土日より21%増えた。広報担当者は「自宅で家族そろってスポーツ観戦する方に選んでもらえたのでは」と話す。

 外食産業は、新型コロナ禍で断続的に営業制約が続き、厳しい経営を強いられている。五輪の「おうち観戦」は貴重な商機とみる。

 吉野家は、持ち帰りで牛丼を…

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