大阪大会、きょう準決勝 履正社・大阪桐蔭など登場

甲斐江里子
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 175校167チームが出場した第103回全国高校野球選手権大阪大会は31日、大阪シティ信用金庫スタジアム(大阪市此花区)で準決勝2試合がある。2年ぶりの甲子園まであと2勝。大阪の頂点を目指し、4校が登場する。(甲斐江里子)

興国×履正社

 第1試合は興国と履正社が対決。春季大阪大会でも対戦し、興国が4―1で勝利した。

 興国は投手陣が好調。準々決勝までの5試合での失点は計4点。このうち3試合は完封勝利だった。左の二枚看板の田坂祐士君(3年)と大江遼也君(3年)を、捕手の山下健信主将(3年)が引っ張る。4回戦の鳳戦で、同点の九回裏からサヨナラ勝ちするなど、粘り強さも見せている。

 一昨年の夏の甲子園覇者で「連覇」を狙う履正社は、4強の中で唯一ノーシードから勝ち上がった。4回戦以降はロースコアの接戦をしぶとくものにしてきた。

 左腕エース渡辺純太君(3年)は3試合約17イニングを投げ、20奪三振。渡辺君は昨年からベンチ入りし、経験でもチームを引っ張る。打線では主将の松林克真君(3年)の活躍が光る。全6試合に出場し、打率は5割。本塁打も2本放っている。

大阪桐蔭×関大北陽

 第2試合では大阪桐蔭と関大北陽が対決。直近では春季大阪大会準決勝で顔を合わせ、大阪桐蔭に軍配が上がっていた。

 大阪桐蔭は5回戦までは全てコールド勝ち。攻撃を牽引(けんいん)するのは3番主将池田陵真君(3年)と4番花田旭君(3年)。池田君の打率は7割超え。花田君はチーム最多の5盗塁も決めている。

 また、全試合無失策で守りも堅い。投手は松浦慶斗君(3年)や竹中勇登君(3年)ら5投手の継投で進んできた。

 関大北陽は昨夏の独自大会の準決勝で勝利したが、日程の関係で決勝は行われなかった。「去年の先輩の分まで、とみんな燃えている」と辻本忠監督(44)。

 豊富な投手陣の継投で戦ってきた。準々決勝までに7投手が登板し、計4失点に抑えている。主将の山田悠平君(3年)は投打で活躍。4回戦の岸和田戦ではチームで唯一完投した。打率は5割を超え、1本塁打も放っている。