エペで「ジーン」と感動させたい 宣言通り、フェンシング界初の快挙

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 「エペジーーン!」を合言葉に、新たな金字塔を打ち立てた。東京オリンピック(五輪)のフェンシングで30日、男子エペ団体がこの競技では日本勢初となる五輪金メダルに輝いた。

 フェンシングは全身を攻撃できるエペ、胴体だけ攻撃できるフルーレ、上半身だけ攻撃できて「突き」だけでなく「斬る」のも有効なサーブルの3種目がある。「日本ではマイナー、世界ではメジャーのエペ」。チーム最年長の34歳、見延和靖選手は常々、そうした現状を打破したいと、思い続けてきた。

 フェンシングは太田雄貴さんが2008年北京の個人で日本勢初の表彰台となる銀メダルを獲得し、一気に注目度が上がった。12年ロンドンの団体でも銀メダルを獲得した。種目はともにフルーレ。高校総体でも団体があるのはフルーレだけで、他の2種目は普及にハンディを抱えている。

 しかし、世界は違う。

ルール明快、世界では一番人気

 この日、日本が4連覇を阻んだ王国フランスを筆頭に本場・欧州で人気が高く、世界規模でも競技人口が最も多いのがエペだ。どこを攻撃しても、突けば点が入るルールの明快さが魅力だ。ワールドカップなど国際大会の参加選手は、フルーレの2倍ほどになる。

 見延選手は6位に入賞した16年リオデジャネイロ五輪以降、本気でエペの注目度を上げようと、メディアで積極的に発言してきた。

 「エペジーン」は、「フルー…

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