県吹奏楽コンクール2日目 中学41団体が競演

中村尚徳
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 第63回栃木県吹奏楽コンクール(県吹奏楽連盟、朝日新聞社主催)は2日目の30日、宇都宮市明保野町の市文化会館で中学B(2組)の41団体が音色を響かせた。29日の1組で選ばれた8団体とあわせた計16団体が8月9日の代表選考会に進むことが決まった。各団体の成績は次の通り。(○は代表選考会に出場)

 ◇中学B(2組)

 【金賞】○下野市立石橋、○宇都宮市立陽東、日光市立東原、益子町立益子、○宇都宮市立陽北、○宇都宮市立河内、○真岡市立真岡、真岡市立真岡西、○宇都宮市立姿川、市貝町立市貝、○宇都宮市立星が丘、宇都宮市立陽西、○那須町立那須中央、栃木市立岩舟

 【銀賞】小山市立小山第二、真岡市立中村、栃木市立大平南、宇都宮市立若松原、下野市立国分寺、大田原市立大田原、県立佐野高校付属、上三川町立明治、栃木市立大平、大田原市立若草、野木町立野木第二、下野市立南河内、益子町立七井、野木町立野木、宇都宮市立晃陽、小山市立桑

 【銅賞】大田原市立湯津上、日光市立豊岡、真岡市立物部、小山市立小山、さくら市喜連川足利市立第三、栃木市立藤岡第一、宇都宮市立上河内、足利市立協和、栃木市立西方、小山市立絹義務教育

     ◇

 大田原市立湯津上中学の吹奏楽部で出演した27人のうち、25人は初めての大会だった。舞台の袖で他校の演奏が耳に入ってきた。大ホールを見渡すと、さらに気持ちが高ぶった。

 部長の牛井渕(ごいぶち)優奈さん(3年)は、2年前の大会を経験している。それでも「打楽器を担当した1年のときより緊張した。クラリネットの最初の高い音がうまく出なかった」。

 演奏したのは「伝説の荒野」。表現の変化がめまぐるしい難曲というが、顧問の外舘(とだて)佳奈さん(29)が「大会後も成長してほしい」との思いで選んだ。

 今年は新入部員に恵まれ、全校生徒約100人の3割近くが吹奏楽部員となった。そのほとんどが中学から楽器を扱う初心者。昨年以降、コロナ禍で練習時間も短くなったが、3年生が指導にあたり、仕上げてきた。

 「一人ひとりが輝き、聴く人も自分たちも笑顔になれる演奏」を目標にしてきたという牛井渕さん。「みんなで力を合わせ、目標は達成できたと思います」。満足そうに話した。(中村尚徳)