アフガン「安全に出国期待」 安保理決議、具体性はなし

有料会員記事アフガニスタン情勢

ニューヨーク=藤原学思
[PR]

 国連安全保障理事会は30日、イスラム主義勢力タリバンに対し、「アフガニスタン市民や外国人を安全に出国させるとの約束を守るよう期待する」との決議を採択した。フランスのマクロン大統領が事前に言及していた首都カブールの「安全地帯」設置には触れず、具体的な実効性に欠ける内容になった。

 決議は過激派組織「イスラム国」(IS)の支部組織がカブールの空港付近で起こした爆破テロ事件を「最も強い言葉で非難」し、アフガニスタンの領土をテロの温床にしないよう要求。また、人道支援の必要性を強調し、女性やマイノリティーの人権を尊重する重要性を訴えた。

 決議案は米国、英国、フランスが提出。13カ国が賛成し、中国とロシアが棄権した。マクロン氏は仏紙に29日に掲載されたインタビューで、国連主導の「安全地帯」を設けるために安保理に決議案を出す考えを示していたが、今回の決議には盛り込まれなかった。

決議を棄権した2国 「頭脳流出が…」

 投票後の各理事国の意見表明…

この記事は有料会員記事です。残り327文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【締め切り迫る!】スタンダードコース(月額1,980円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら