九大発ベンチャーがコロナ抗体測定サービス カイコ活用

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吉本美奈子
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 新型コロナウイルスに対する血中の抗体量を測定するサービスを、九州大発のベンチャー企業が9月1日から福岡県内で始める。血液を自ら採血し郵送すると、約1週間で抗体レベルを5段階で知ることができる。カイコを利用して作ったたんぱく質で大量生産を可能にした。

 サービスを始めるのは「KAICO」(福岡市西区)。これまで企業向け研究用試薬などを開発してきた。大和建太社長(54)は「ワクチンを打った人が、病院に行かずに自分の抗体レベルがわかれば、と考えた」と話す。継続的に利用することで抗体レベルの変化を確認できるとしている。医薬品ではなく研究用試薬として、主に福岡県内のドラッグストアや調剤薬局で3千~4千円で販売。全国販売も視野に入れる。

 カイコから生成した「スパイクたんぱく質」を抗体にくっつけ、発色・検出する仕組み。キットに付属の道具で指先などから採血し、血液を塗布した紙を検査センターに郵送する。約1週間後、パソコンやスマートフォンで結果を確認できる。

 同社は、九大のビジネススク…

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