トビラシステムズ、ネット広告非表示アプリ会社を買収

根本晃
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 迷惑電話を防ぐサービスを提供するトビラシステムズ(名古屋市)は、スマホなどで表示されるネット広告を非表示にするアプリを手がける「280blocker」(ブロッカー、京都市)を買収し、8月31日付で完全子会社化したと発表した。同社として初のM&A(企業合併・買収)で、買収額は約3億7千万円だった。

 280ブロッカーは、iPhone向けアプリの「コンテンツブロッカー280」を開発・販売。ダウンロードするとブラウザーの「サファリ」利用時に広告表示をなくすことができ、アプリ配信サービス「アップストア」で人気となっている。

 トビラシステムズは今後、アプリのマーケティングや機能強化に着手し、利用者の増加をはかる。従来取り組んできた迷惑電話・ショートメッセージサービス(SMS)対策に、ネット広告対策を加えることで「全方位から消費者を守っていく」(広報)としている。

 ネット広告をめぐっては近年、体形などのコンプレックスをあおる広告や過度に性的な内容を含む広告が目立ち、問題視されている。(根本晃)