米の空爆で米の慈善団体職員犠牲に 難民キャンプ活動後

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ニューヨーク=藤原学思
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 アフガニスタンの首都カブールで8月29日、米軍が車両を空爆し、複数の民間人が巻き添えになった問題で、犠牲者の1人は米国の慈善団体の職員だったことがわかった。米メディアが先に報じ、団体の代表が30日、朝日新聞の取材にも認めた。

 男性はゼマリ・アフマディさん。ニューヨーク・タイムズ紙によると、29日午後に車で同僚を送った後、兄弟3人やその子どもらと暮らす自宅に駐車しようとしたところ、空爆があった。帰宅したアフマディさんを迎えようと、車に駆け寄っていた子どもたちも被害にあい、死者は子ども7人を含む10人に上った。

 国連児童基金ユニセフ)のアフガニスタン事務所代表、ドリス氏も30日、子どもの死者が7人確認されたと会見で説明した。

 アフマディさんは、米カリフォルニア州に本拠を置く慈善団体「栄養&教育インターナショナル」の職員だった。スティーブン・クウォン代表によると、アフガニスタン事務所の技術エンジニアとして2006年11月に採用されたという。

 クウォン氏は30日、取材に対し、「彼は才能と専門知識を生かし、アフガン国内11カ所の大豆加工工場の設立に貢献してくれた」と話した。「同僚から尊敬され、貧しいひと、困っているひとに対する思いやりの心を持っていた」

 クウォン氏によると、29日も同僚と大豆料理をつくり、カブールの難民キャンプで女性や子どもに配ったばかりだった。「突然の死に悲しみ、ショックを受けている」という。

 現地事務所の同僚、アマド・…

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