県警、保育園を3時間家宅捜索 バス車内で5歳児死亡

山本大輔、板倉大地
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 福岡県中間市の私立の認可保育園「双葉保育園」で、倉掛冬生(とうま)ちゃん(5)が送迎バスに閉じ込められて死亡した事故で、福岡県警は業務上過失致死の疑いで1日、同園を家宅捜索した。危機管理対応のマニュアルや就業記録など63点を押収した。

 午前10時、県警の捜査員12人が園に立ち入った。県警によると、園長の立ち会いのもとで約3時間にわたり、送迎シフトを含む勤務態勢関係のファイルや危機管理に関するマニュアルなどを確認したという。

 県警によると、冬生ちゃんは7月29日、登園の際に乗った送迎バスの中に取り残され、熱中症で死亡。バスは園長が運転し、園児7人が乗車していた。園長とバスを出迎えた職員の2人は、園児たちが降りた後の車内確認の手順を守らなかったという。

 市の調べに対し、園長は当時、別の女児が泣いていたため、「泣いている子をなだめるのに気をとられていた」と話している。(山本大輔、板倉大地)