大阪桐蔭が3年ぶりの夏の甲子園へ 九回にサヨナラ勝ち

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 第103回全国高校野球選手権大阪大会の決勝が1日、大阪市此花区の大阪シティ信用金庫スタジアムであり、大阪桐蔭が興国を4―3のサヨナラで下し、全国制覇した2018年の第100回大会以来、3年ぶり11度目の優勝を飾った。興国は九回に2点差を追いついたが、46年ぶりの甲子園出場にあと一歩届かなかった。

 大阪桐蔭は同点に追いつかれた直後の九回2死三塁から池田陵真が初球のスライダーをたたき、左前への適時打で試合を決めた。

 大阪桐蔭・松浦慶斗、興国・田坂祐士の両左腕の先発で始まった一戦は、大阪桐蔭ペースで進んだ。三回、連打と犠打で1死二、三塁とし、4番花田旭の右中間への三塁打で2点先行。続く前田健伸がスクイズを決め、3点目を加えた。

 注目の大型左腕、松浦は直球とスライダーを丁寧に低めに集め、球速よりも制球を重視。八回まで被安打2、1失点と安定していたが、制球が乱れた九回、4安打を浴びて同点とされた。

 興国は四回から右腕の入西思輝(しき)、八回からは左腕の大江遼也を投入し、3投手の継投で食い下がった。打線も土壇場に粘りをみせたが、最後は力尽きた。

 優勝候補の筆頭だった大阪桐蔭は今大会、苦戦の連続だった。準々決勝の金光大阪戦は1点を追う八回に3点を奪って5―3で逆転勝ち。前日の関大北陽との準決勝は九回に追いつき、延長十四回(十三回から無死一、二塁から始まるタイブレーク)の末に12―10で制した。

 この日は広島大会でも決勝があり、広島新庄が祇園北を12―0で下し、5年ぶり3度目の優勝を決めた。

 2日に東・西東京大会の決勝が行われ、49代表が出そろう予定。全国大会は8月9日から17日間(休養日3日を含む)の日程で、兵庫県西宮市阪神甲子園球場で開かれる。