バスケ男子日本3連敗で敗退 八村「ボールを持たせてくれなかった」

バスケットボール

前田大輔
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 東京オリンピック(五輪)のバスケットボール男子1次リーグで、八村塁(ウィザーズ)、渡辺雄太(ラプターズ)のNBAプレーヤー2人を擁した日本(世界ランク42位)は1日、アルゼンチン(同4位)に77―97で敗れ、3戦全敗。日本男子として49年ぶりの五輪での勝利はならず、大会を終えた。

 アルゼンチンの強力な守備の前に、渡辺は17得点、八村は13得点と封じられた。八村は「相手はすごくスカウティングしていて、僕にボールを持たせてくれなかった。僕がボールを持っても2人、3人と(マークに)ついてきた」と振り返った。

 主将としてチームを引っ張った渡辺は試合終了後、頭にタオルをかぶり、ベンチからしばらく動けなかった。「いまは、悔しいという気持ち以外、何もない」

 だが、力は出し切ったという思いはある。「プレー面でまだまだ成長しなければならない部分があるが、間違いなく、僕も含めて全員、100%力は出せたので、悔いはない」。時折、声を詰まらせながら語った。

 開会式で日本選手団の旗手を務めた八村。東京五輪は「すごく特別な大会だった。小さな頃から、オリンピックをめざしてやってきた。観客はいなかったけれど、(出場できて)誇りに思う」。守備面、運動量、走力など、世界トップクラスと戦うには差を埋める必要があるが「僕らも、まだまだ若いチーム。経験を積むことが、次につながっていく」と前を向いた。(前田大輔)