1年で9秒45縮めた19歳 3000m障害、三浦龍司の技術と力

有料会員記事陸上

辻隆徳
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 「9秒45」

 陸上のトップ選手が、距離が短ければコンマ何秒、長ければ数秒、記録を縮めることに四苦八苦する中、19歳の新星はわずか1年間でこれだけ記録を更新してきた。

 東京オリンピック(五輪)の男子3000メートル障害で、三浦龍司(順大2年)は日本勢として1972年ミュンヘン五輪以来49年ぶりに決勝に臨む。同種目で日本選手最高の8位入賞を射程にとらえ、2日夜、スタートラインに立つ。

 三浦が注目されるようになったのは、昨年7月のホクレン・ディスタンスチャレンジ千歳大会だ。大学生になって初めて臨んだ3000メートル障害のレースで、いきなり8分19秒37をマークした。

 これは当時の日本歴代2位の記録。このとき、三浦は「この記録は想像していなかった」と話した。だが、ここから周囲も驚く“更新ラッシュ”が幕を開けた。

 今年5月に東京・国立競技場

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