田中希実が快走、1500M準決勝へ 自らの日本記録を更新

陸上

辻隆徳
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 東京オリンピック(五輪)第11日の2日、陸上の女子1500メートル予選で田中希実が自身の持つ日本記録を更新する4分2秒33で準決勝に進んだ。卜部蘭と共に日本女子選手初出場の種目で、21歳が日本陸上界に新たな歴史を刻んだ。

 「一番をめざすくらいじゃないと、準決勝に進めない」と、スタート直後から先頭に出た。3日前の女子5000メートルでは積極性が欠けて予選敗退を喫した。田中は「5000メートルは怖いなという思いがあった。1500メートルでは自信を持ってチャレンジできた」。

 最後のコーナーを抜けても2番手を維持し、最終的に3組4着で準決勝進出を決めた。日本記録も2秒近く上回る快走だった。

 「最近は『怖い物知らず』が失われていた」と田中。4日の準決勝に向けて「気迫を最初から最後までまとわせるようなレースにしたい」とがむしゃらに走ることを誓った。

 また、卜部は自己記録の4分7秒90をマークしたが、準決勝には進めなかった。(辻隆徳)