加藤長官、亡命希望選手「安全な状況」 関係機関と協議

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 東京五輪の陸上競技に出場後、第三国への亡命を希望しているベラルーシのクリスツィナ・ツィマノウスカヤ選手について、加藤勝信官房長官は2日の記者会見で、「安全な状況に置かれている。日本政府としても関係機関と連携をして対応している」と述べた。現在は大会組織委員会や国際オリンピック委員会(IOC)が本人の意向確認などを行っているという。

 ツィマノウスカヤ選手は7月30日に女子100メートル予選に出場し、2日の女子200メートル予選にも出場を予定していた。ロイター通信などによると、コーチ陣を批判して帰国させられそうになり、羽田空港で搭乗手続き後、近くにいた警察官に助けを求め、警視庁東京空港署に一時保護された。

 ツィマノウスカヤ選手は1日、ベラルーシのスポーツメディアのインタビューに応じ、「ベラルーシで私は投獄される可能性がある」と帰国を拒否する理由を述べた。亡命については「どこに申請するか考えている。あすにも何らかの結論を出す」と話した。