関西の百貨店、昨年に比べ美術品などで伸び 7月売上高

宮川純一
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 関西に展開する百貨店各社は2日、7月の売上高(既存店ベース)の速報を発表した。コロナ禍前の2019年の水準には戻らないものの、昨年比では上回るところも見られた。

 エイチ・ツー・オーリテイリング阪急阪神百貨店16店舗のうち、19年比では比較できる14店舗で売り上げが15%減少。一方、昨年比(16店舗)では食品や高額品が好調で、12%増となった。

 大丸松坂屋百貨店を傘下に持つJフロントリテイリングは、直営の百貨店14店舗のうち比較できる13店舗の売上高が19年に比べて20%減。昨年比では美術品や宝飾品や総菜が堅調で、8・6%増となった。

 近鉄百貨店は13店舗・施設で19年と比べて12%減。昨年比ではお中元のインターネットショップが伸び、63%増となるなどしたが、全体では横ばいとなった。

 高島屋は15店舗の売り上げが19年比で14・2%減だった。全国の店舗が休業した昨年と比べると、ブランドものや食料品が好調で7・3%増だった。五輪を観戦しながら、片手で食べられる串揚げ、焼き鳥などがよく売れているという。(宮川純一)