宮城知事、有観客「リスクはあったが、やって良かった」

徳島慎也
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 宮城県内で観客を入れて6日間開催された東京五輪のサッカーが終了したことについて、村井嘉浩知事は2日の記者会見で「やって良かった」と振り返った。

 村井知事は「多くの人数ではなかったが、得点が入るたびに大きな拍手をして、選手に伝わったと思う」と語った。観客やボランティアらが有観客を歓迎していたといい、「(新型コロナウイルスの)リスクはあったが、みんな良い思い出が作れたのではないか」との考えを示した。

 一方で県によると、新型コロナの影響でキャンセルが出るなどして、観客数は計約1万9300人と、見込みの半分以下だった。村井知事は「スタジアムは広いので、もう少し入っていただいても大丈夫だったのでは」と述べた。

 県内での開催は「復興五輪」を発信する機会だった。村井知事は、外国人の観客を見かけなかったとして、「(復興支援への)感謝の気持ちを伝えるという目的は、なかなか達成できなかったかもしれない」と言及。ただ、語り部ボランティアらの活動を挙げて、「復興五輪で全くなかった、ということでは決してない」と強調した。(徳島慎也)