「キングダム」原画展 原泰久さん描き下ろしの巨大画も

真野啓太
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 連載15周年を迎えた人気漫画「キングダム」の原画を展示する「キングダム展 ―信―」(西日本新聞社など主催、集英社、朝日新聞社企画)が3日、福岡市美術館(中央区)で始まる。東京に続く全国で2会場目の開催だ。

 キングダムは佐賀県出身の漫画家、原泰久さんによる歴史漫画。中国の春秋戦国時代、下僕の身から大将軍になることを夢見る信と、のちに秦の始皇帝になる政(せい)の2人の関係を軸に、戦乱の世を描く。連載は2006年に始まり、13年には第17回手塚治虫文化賞マンガ大賞を受けた。

 展示では漫画の原画やネームなど約400枚を見ることができる。目玉は、主人公・信がその遺志を受け継ぐことになる大将軍・王騎(おうき)の巨大画。原さんが展覧会のために描き下ろした。高さ約3メートルの絵の前に立つと、作中で信が感じた威圧感を疑似体験できる。描き下ろし作品は約20点あり、福岡で初公開となる原画もある。

 9月26日まで。会場での密集を避けるため、入場者数を制限する土日・祝日は、日時指定のチケットの事前購入が推奨されている。(真野啓太)