中国河南省の豪雨、死者300人超に 50人がなお不明

北京=高田正幸
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 中国河南省で7月にあった豪雨被害で、省政府は2日、7月16日以降の死者数は計302人で、50人がなお行方不明だと発表した。7月末の時点で判明していた死者数は99人だったが、省は「捜索範囲が広く、時間がかかった」としている。

 河南省では7月中旬以降、各地で記録的豪雨による水害が発生。省によると、最も被害が大きかったのは省都の鄭州市で、計292人が死亡した。うち189人が洪水や土石流に流されたほか、計39人が地下鉄やトンネルなど浸水した地下空間から逃げ遅れて犠牲になったという。

 国営新華社通信によると、中国政府は2日、鄭州市での豪雨対策に問題がなかったかを調べ、関係者の責任を追及するための調査チームを設置した。(北京=高田正幸)