侍ジャパン、1球で栗原がつないで甲斐が決めた 米国にサヨナラ勝ち

野球

井上翔太
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(2日、野球準々決勝 日本7-6アメリカ)

 日本が初めて経験するタイブレーク。無死一、二塁から始まる十回表を栗林良吏が無失点に抑えると、その裏、日本は勝負に出た。

 強打者の村上宗隆に代えて、控えの野手としてただ一人残っていた栗原陵矢が送られた。今大会初出場ながら、1球で犠打を成功させ、攻撃のリズムを作る。続く途中出場の甲斐拓也は「頭を整理して打席に入った」。初球をたたき、右翼フェンス直撃の適時打。わずか2球で決着させた。

 1次リーグ首位同士が戦う準々決勝。稲葉篤紀監督は「この試合に勝つことが最も大事」と位置づけていた。敗れると敗者復活のトーナメントに回り、金メダル獲得に向けて、後がなくなるうえ、プロ野球では夏場に経験しない「屋外球場でのデーゲーム」が待っているためだ。

 今大会2度目のサヨナラ勝ちで、調整しやすい日程をつかみ取った。4日夜、準決勝でライバル韓国とぶつかる。井上翔太