南北連絡線の復旧は「正恩氏から要請」 韓国の情報機関

ソウル=神谷毅
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 韓国と北朝鮮が7月に通信連絡線を復旧させたことをめぐり、韓国の情報機関、国家情報院は3日、「金正恩(キムジョンウン)総書記の要請によるものだった」と国会の情報委員会に報告した。委員会に出席した複数の議員が明かした。

 議員らによると、国情院は「北朝鮮は今後の米朝関係の改善に向けた役割を韓国政府に期待している」とみている。

 正恩氏の実妹、金与正(キムヨジョン)朝鮮労働党副部長は1日、今月に予定される米韓合同軍事演習の中止を強く求めた。国情院は「中止された場合、北朝鮮は南北関係で相応の措置を取る用意があるとの意思表明だ」と分析。また、与正氏については、「談話の発表などを通して、外交安保の総括役としての自らの立場を誇示している」と推察している。(ソウル=神谷毅)