衝撃の世界新 男子400m障害・ワーホルム、史上初の45秒台に

陸上

堀川貴弘
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 男子400メートル障害は五輪史に残るレースとなった。7月に46秒70を出して29年ぶりに世界記録を更新したばかりのカルステン・ワーホルム(ノルウェー)が45秒94で優勝し、史上初の45秒台に突入した。

 スタートから飛ばしたが、最後の10台目でライ・ベンジャミン(米)と肩を並べる展開に。そこからフィニッシュまでの40メートルで抜け出た。「ここまでのタイムが出るとは思わなかった。最後は足の感覚がなくなっていたけど、死にものぐるいで走った」。昼の決勝で気温36度の悪条件にもかかわらず、2位のベンジャミンも従来の世界記録を上回る高速レースだった。

 世界選手権では17年、19年と連覇中。前回のリオデジャネイロ五輪では準決勝敗退だった。「何としても金メダルをとりたかった。常に頭の中にはオリンピックがあった」

 ケビン・ヤング(米)が1992年に出した46秒78が長らく世界記録だった400メートル障害。歴史を一気に動かした。(堀川貴弘)