奈良県吹奏楽コンクール開幕

渡辺七海
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 第63回県吹奏楽コンクール(県吹奏楽連盟、朝日新聞社主催)が3日、橿原市の県橿原文化会館で開幕した。8日までの5日間(3、4、6~8日)で、小中高生や市民楽団などの計139団体が、力が入った音色を響かせる。

 3日は、高校Aの出場メンバー以外の部員が参加する高校Jと、小学校、50人までを上限とする大編成の中学校Aの前半があった。

 中学校Aの審査結果は、4日に出演する後半の学校が演奏を終えた後に発表する。

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 高校J【金賞】天理▽高田▽一条【銀賞】郡山▽生駒▽高円・高円芸術

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 【中学校A】(午前10時から)郡山南▽天理▽二名▽緑ケ丘▽三郷▽斑鳩▽郡山▽大瀬▽上▽八木▽田原本▽平城▽畝傍▽王寺▽桜井▽富雄▽平群

 【特別演奏】生駒

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 会場で検温や消毒など新型コロナウイルス感染対策を支えるのは、普段は市民吹奏楽団などで活動する社会人だ。

 初日の3日、ホールの出入り口では電力会社に勤める玉田雅裕さん(57)が来場者を客席へ誘導していた。今年は客席には事前に入場券を購入した関係者しか入れない。入場券は、一日指定席と、特定の団体だけが聴ける1団体入替席に分かれ、入退場口もそれぞれ決まっている。各団体の演奏の合間の短い間に、素早く正確に誘導する必要がある。

 玉田さん自身も橿原市吹奏楽団でテューバを演奏している。今回出場はしないが、コンクール前日から休みを取って手伝いにきた。「夏に一生懸命練習して、結果に一喜一憂した思い出が自分もあります」

 5日間で市民吹奏楽団員や吹奏楽部顧問ら延べ約300人が裏方としてコンクールを支える。(渡辺七海)