今年上期の農産物輸出額は過去最高 年1兆円視野に

有料会員記事

高木真也
[PR]

 2021年1~6月の農林水産物と食品の輸出額は前年同期比30・8%増の5407億円で、上半期では過去最高となった。今のペースが続けば、政府が当面目標とする年間1兆円に達する見込みだ。コロナ禍の影響が一段落した国で消費が戻ってきたほか、家庭をねらった戦略も効果が出ているという。

 農林水産省が3日発表した。牛肉の輸出額は223億円で、前年同期の2・2倍に急増。ワクチンの接種が進む米国などで外食需要が回復したほか、小売店で扱いやすいようスライスした商品も伸びた。

 日本酒は中国などで大幅に伸びた。ラベルに飲み口や相性の良い料理などを英語や中国語で記す取り組みが功を奏した。

 リンゴやイチゴなどの果物も好調で、青果全体は約4割増の230億円に達した。農水省の担当者は「コロナ禍で日本に観光に行けない代わりに、家で日本の果物を食べたいと求める人も増えている」と話す。

 コメは、輸送費の高騰も影響…

この記事は有料会員記事です。残り370文字有料会員になると続きをお読みいただけます。