亡命希望のベラルーシ選手が出国 早朝の大使館は厳戒

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鈴木友里子 荒ちひろ
【動画】飛行機に乗るため搭乗ゲートを通過するクリスツィナ・ツィマノウスカヤ選手=上沢博之、荒ちひろ撮影
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 東京五輪の陸上ベラルーシ代表で、第三国への亡命を希望していたクリスツィナ・ツィマノウスカヤ選手(24)が4日午前、成田空港発のオーストリア航空の便で日本を離れた。亡命受け入れを表明して人道ビザを発給したポーランドに向かうとみられる。

 ツィマノウスカヤ選手は4日早朝、ポーランド大使館を車で出発。成田空港に到着後、マスク姿で搭乗した。直前、外国メディアを含む報道陣らに手を振ったが、終始無言だった。当初はワルシャワへの直行便に搭乗予定だったが、外国メディアの記者が乗っていると分かり、急きょ便を変更したという。

 ツィマノウスカヤ選手は今月1日、ベラルーシのオリンピック委員会が用意した便で強制的に帰国させられそうになったとして、羽田空港で警察官に助けを求め、一時保護されていた。

 こうした事態を受け、隣国ポーランドが亡命受け入れを表明し、在日ポーランド大使館でビザ発給などの手続きを進めていた。

 ベラルーシのスポーツ・メデ…

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    駒木明義
    (朝日新聞論説委員=ロシア、国際関係)
    2021年8月4日10時49分 投稿
    【解説】

    この問題を考える材料として、強制着陸事件で身柄を拘束された反政権派ジャーナリストのその後の運命を簡単にご紹介します。 ベラルーシ上空を飛ぶ国際線に戦闘機を発進させて強制着陸させるという前代未聞の事件が起きたのは5月23日。翌日には、機内か