検査不正の三菱電機 たこつぼの組織、改善なるか

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村上晃一、女屋泰之
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 三菱電機の検査不正は、35年以上続いてきた。検査や品質をめぐる不正の発覚は2018年以降で6件目だ。一因には組織の縦割りがあるとみられる。7月28日に社長に就いた漆間啓社長には、その打破が求められる。

 今回の不祥事では、鉄道のブレーキ、ドアに使う空気圧縮機や、鉄道車両向けの空調設備について、虚偽の検査結果を取引先などに示していた。舞台は長崎製作所。長崎市のとなりの長崎県時津町にある。

 長崎は、三菱にとって特別な場所だ。

 1884(明治17)年、明…

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