メルカリ創業者が私財30億円で財団 理系女性へ奨学金

有料会員記事

栗林史子
[PR]

 メルカリの創業者で社長を務める山田進太郎氏が4日、ジェンダーギャップの解消などを目指す財団を個人で設立すると発表した。今後、30億円以上の私財を中長期的に寄付していく予定。第1弾として、理系の高校に進む女性への奨学金を始めるという。

 財団名は「山田進太郎D&I財団」。D&Iは「ダイバーシティー&インクルージョン(多様性と包摂)」の略で、性別や年齢、人種、宗教などに関係なく能力を発揮できる社会を目指す。山田氏は記者会見で「私自身はマジョリティー(多数派)として何不自由なく育ったが、多様な社員と働き、多様なお客様にプロダクトを提供するなかで日本でも女性・外国人などは公平でない立場にあることがわかった」と語った。

 ジェンダーギャップの解消に向けた取り組みの第1弾として、高校の理数科や高等専門学校などに入学する予定の女性100人に対し、国公立で年25万円、私立で年50万円を来春から給付する。家計や成績などの条件は設けず、対象者は応募者の中から抽選で選ぶ。

 財団によると、国内の大学は…

この記事は有料会員記事です。残り244文字有料会員になると続きをお読みいただけます。