国防省トップの宿泊施設、襲撃で8人死亡 アフガン首都

バンコク=乗京真知
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 アフガニスタンの首都カブール中心部で3日夜、国防省トップの宿泊施設を武装集団が襲撃した。内務省によると、市民ら少なくとも8人が死亡、20人以上が負傷した。国防省トップは無事だった。駐留米軍撤退に伴って攻勢を強めている反政府勢力タリバーンが4日、犯行声明を出した。

 内務省などによると、襲撃されたのは国防省トップのムハンマディ国防相代行や来訪者らが泊まる施設。施設前で車爆弾が爆発した後、少なくとも4人の襲撃犯が銃撃を始めた。駆けつけた治安部隊との間で銃撃戦となり、襲撃犯全員が死亡したという。

 現場は首都中枢の外国大使館が並ぶ一角。警備が手厚い地区の一つだが、攻撃を防ぐのは難しい。タリバーンとしては、国防省トップを標的にすることで治安の悪さを印象付ける狙いがあるとみられる。(バンコク=乗京真知