孫悟空になりたくて 空手サンチェス、ライバル清水希容と天下一対決

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波戸健一
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 「孫悟空になりたい」と胸がときめいたのは4歳の時だった。スペインのサンドラ・サンチェス(39)は、日本の人気漫画「ドラゴンボール」の主人公に憧れ、空手を始めた。5日、日本武道館で始まる東京オリンピック(五輪)の空手で女子形に登場し、「天下一」の演武を目指す。

 身長153センチの小柄な体が、畳の上では大きく見える。鍛え上げられた体から繰り出す力強い演武は、形を初めて見る人をも魅了する力がある。世界ランキング1位の実力を示す場となる五輪。「最高の演武をしたい」と意気込んで畳に上がる。

 二つ上の兄がいる。両親は当初、兄に空手を、サンチェスにダンスを習わせたが、彼女は「空手がやりたい」と泣いて抵抗した。

 「私も空手を始めたら孫悟空

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