ボクシング・並木月海 銅メダルに涙「もっと努力したら金メダル」

ボクシング

河崎優子
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 女子フライ級準決勝で並木月海(つきみ)はブルガリア選手に0―5で敗れ、銅メダルに終わった。果敢に攻めたが身長が12センチ高い相手に苦戦し、流れを作れなかった。

 幼い頃から空手とキックボクシングを習い、中学1年までにどちらもやめた。「普通の女の子になりたくて」。放課後に友達と遊んだり、お菓子を作ったりして過ごした。楽しかったが、何か物足りなかった。

 中学2年の頃、家の近くにあるボクシングジムに遊びに行った。リングに上がると、人見知りの自分が、堂々と楽しく戦える。そんなボクシングにどんどんのめり込んでいった。

 高校卒業後、自衛隊で競技を続けた。当初は東京五輪に出ることが「夢」だったが、昨年3月に出場が内定すると「金メダルが目標」と公言するようになっていた。試合後、パリ五輪を目指すかと問われると、「そのつもりはなかったけど、悔しくて。あと3年、もっと努力したら金メダルを取れると思う」と答え、涙で赤くなった目元を拭った。(河崎優子)