自民党石破派の鴨下元環境相が政界引退を表明

山下龍一
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 自民党鴨下一郎元環境相(72)=衆院東京13区、当選9回=が4日、国会内で会見し、次期衆院選に立候補せず、今期限りで政界を引退する意向を表明した。高齢を理由としている。選挙区での後継候補者は未定で、地元議員らが話し合い、今後選定すると説明した。

 鴨下氏は会見で「議員になるときから70歳をこえて新たな選挙に立候補しないと決めて政治活動をしてきた」と述べた。鴨下氏は心療内科の医師で、当時の日本新党公認で1993年初当選。新進党をへて、97年に自民党入りした。環境相や党国会対策委員長を務めた。12年末から務めていた国対委員長当時、肺がんが見つかり、手術をしたものの肺の一部を切除し、健康上の懸念も抱えていたと会見で説明した。

 鴨下氏は石破派の代表世話人と事務総長を務めている。石破茂氏が昨年9月の自民党総裁選で敗北した直後、石破氏に対して「次の総裁選はお手伝いできない」と引退の意向を伝え、了承を得ていたという。

 現在の衆院議員としての任期が終わるまでは、派閥の役職を続ける。また、自民党都連の会長職も続投する考えを示した。(山下龍一)